そもそもが大したアクセス数じゃないと言われれば、何もいえなくなりますがそれは置いといて実際にアクセス数が増えたことについて書いていきます。
ランクトラッカーというサイト診断ツールはご存知ですか?かなり多機能なSEOツールです。
Googleアナリティクスやサーチコンソールを見ている方もいるとは思いますが、私はほとんどランクトラッカーでサイトの状況を見て判断しています。
このランクトラッカーを使用して実際にアクセス数がアップした実践をお伝えします。
サイトやブログを運営されている方なら日々のアクセス数に一喜一憂することも多いかと思います。検索結果での表示順位が上がったり下がったりを繰り返したりしますし、何かしらのペナルティを喰らって吹っ飛ぶこともあります。
私も少しでもアクセス数がアップすればいいなと思いキーワード選定をじっくりやってみたり、文字数を増やしたり、記事数を増やし内部リンクを強化したり様々やってきました。
リライトすることでアクセスはどのくらいアップしたか?
上図は2020年10月と9月のページビュー(以下、PV)数です。
普段はだいたい1日のPV数は500前後くらいで、たまにバズって20,000くらいに跳ね上がる時もありますが、よくても700PVくらいというと感じ。
ご覧いただくとわかると思いますが、1日に多くて1400近くに上昇。平均して1000前後あたりでしょうか。
平日5日間のアクセスが上昇し、土日はこれまで通りといった感じです。その理由についてはのちほど。
今回ランクトラッカーでやったSEO対策は…
- 【現状分析】このブログにどんなキーワードで人がきているのか?
- 【ライバル比較】そのキーワードで上位にいる人はどんな記事を書いているのか?
- 【調整】上位を狙いたいキーワードで記事をリライトした!
という3点です。
【現状分析】どんなキーワードでブログに人が集まっているかを知る
何事にも現状把握というのは大事だと思うんですが、自分のブログにどんなキーワードで人がたどり着いているのか調べてみると、とても興味深い内容が返ってきてびっくりします。
とても面白いし、ヒントの宝箱なので是非ともやってみて欲しいなと思います。
ランクトラッカーには自分のブログにどのようなキーワードで人が訪れるか調べる機能がついています。
WIndowsの方であればGRCというツールも同じようなことができて、有料版もお安めなのでおすすめです。
検索順位を調べるなら、検索順位チェックツールGRC具体的な表示方法:どんなキーワードで人が集まっているか?
どうやってそれを表示させるかについて具体的な方法をお伝えします。
「キーワード調査」の「ランキングキーワード」→(移行先ドメインを入力しますURL)と書かれているところに自身のブログのURLを入力→「検索」をクリックし表示されるまで待つ。
それぞれのキーワードでランキングは何位くらいなのか?検索ボリュームはどのくらいあるのか?競合性は?などなど調べられます。
自分が想定していたキーワードではないものも含まれていて、それがそれなりの検索ボリュームの上位10位以内くらいに入っているとそれはお宝かもしれません。
【お宝探索】上位表示させたいキーワードを選定する
今回上位表示を狙ってリライトした記事は検索ボリュームは月間で100〜1000くらいのものでそこまで凄いわけではありませんが、競合があまりいないようだったということと、何もしなくても8位くらいに位置していたのでさらに上位を狙ってみました。
実際には1位になれたわけではなくて2位と3位を行ったり来たりするくらいのものですが、良い感じでアクセス数を稼いでくれています。
さらに、その記事から関連する記事にも流れているようで全体的にPV数の底上げになっているようです。
【ライバル比較】上位表示しているライバルサイトを見て研究する
ランクトラッカーで自分自身の記事のランキングを調べることができることのほかにとても強力な機能だと思うのが、そのキーワードの上位陣を表示させることができることです。
上位陣がどんな記事を書いているか見れば同じように上位表示できるかもしれない答えが詰まっているわけですから全部チェックしたくなりません?
上位表示はほかにも必要な要素はありますが、まずは記事の内容を上位陣に負けないように充実させることは初歩の初歩だと思います。
コンテンツSEOと呼ばれるものを実施しようとしてやりがちなのは、自分本位のコンテンツを並べることです。これはオナニーと同じで気持ち良くなってるのは自分だけで、他の誰も得をしないという切ないものになります。
どんなキーワードでブログに辿り着いていて、その中から強そうなキーワード(検索されていて競合性が低いもの)を見つけ出して、内容を充実させれば今よりもっともっと上位に表示されると思います。
現在のGoogleの評価はEATと呼ばれる専門性と権威性と信頼性が求められるので、ただ内容を充実させても勝てない記事も実際は存在します。
何かしらの専門家が書いた記事に立ち向かってもEAT的に向こうが強い場合は多分負けますが、そうじゃないキーワードも世の中には溢れる程たくさんあります。
そのキーワードを見つけ出して狙ってリライトしてみましょう。
具体的な表示方法:上位表示しているライバル一覧
どうやって見るの?という方に向けて、具体的な表示方法をお伝えします。
「ターゲットキーワード」の「ランクトラッキング」→キーワードが並んでいる下の方の「キーワード難易度」をクリック→自分のキーワードが一番下に表示されて上位陣のURLが表示されます。
どんなキーワードを含めてリライトをしたのか?(ラッコキーワード/旧関連キーワードツール)
8月くらいにリライトした記事が10月初旬から上位表示をするようになって、安定的にアクセス数を増やし続けてくれています。
ちなみに、アクセス数を増やしてくれているのは「1記事」だけです。
それほどの検索ボリュームではありませんが、上位に入ったことでそこのアクセスを根こそぎ持ってきてくれてるんだと思います。
記事をリライトする時は「ラッコキーワード(旧関連キーワードツール)」を使おう!
キーワードをある程度絞り込んで、「さあ!リライトするぞぉ!」と意気込んだもののどうやったら良いのかわからない人も多くいると思います。
先ほどの上位表示しているライバルサイトの記事の内容を見て自分には無くて、ライバルたちにはあるものを増やしていくのはもちろんですが、奴らに勝つためにはさらにプラスしてキーワードを入れることも必要かと思います。
ラッコキーワード(旧関連キーワードツール)
https://related-keywords.com
ラッコキーワードに自分が狙っているキーワードを入力して検索すると、Googleのサジェストキーワード(みんなが検索しているキーワード)がずら〜っと表示されます。
自分が狙うキーワードとはあまり関係性のないものもありますが、この中からプラスアルファして記事に組み込めそうなものを選びます。
そのキーワードとライバルサイトのキーワードを追加した状態でリライトするとかなり充実した内容に変わるはずです。
これは、閲覧しているユーザーにとっても当然良いことなのでSNSでシェアしてくれていたり、はてブしてくれたりと更なる流入を呼ぶきっかけになるわけです。
ランクトラッカー(Rank Tracker)をお試しください(無料で使えます)
ランクトラッカーは無料で使用することができますので、興味をもたれた場合は試しに使ってみてください。
無料版でも結構いけるので使ってみて、もっと使い倒したい!とか無料だとちょっと面倒な部分があるのでそこにストレスを感じる方は有料版もご検討ください。
私も、無料版を1ヶ月程度使用しましたが、今となっては有料版じゃないとしんどいので多少お金はかかりますが有料版が快適なのでぜひ!
ランクトラッカーを使って、上記で紹介したことをやれば、ほぼほぼ誰でも簡単にアクセス数は上がりますので。
【おまけ】平日のアクセスが伸びたのはなぜか?
最後におまけとなりますが、なんで平日のアクセスだけ伸びたのか書いておきます。
これはとても単純で、仕事中のお困りごとに関する記事をリライトしたからです。
私のブログはエクセルの使い方やPCの不具合の対処方法などに比較的アクセスが多く集まっていることがわかったので、その中でリライトできそうなキーワードを選定した結果、もともと仕事中に調べられるような内容が上位表示するようになって平日にアクセスが高くなっています。
逆にいうと休日はほぼ誰も調べないような記事なので、一気にガクッとアクセスは下がっています。
そりゃそうだという話ですね…
ランクトラッカーの使い方について知りたい方がいるようでしたら、おすすめの使い方や私が普段やっていることなど書いてみたいと思います。