仕事を教わるというのは相手の時間を使っていることを忘れないで欲しい。これは仕事を教わる時だけではなく、上司や部下の間でも何気なく聞くその質問が相手の時間を奪うことになることを忘れてはいけません。
もちろんしっかり覚えてもらうためにある程度時間がかかることは想定しています。
自分の中で考え抜いて、それでもダメなら聞いてみましょう
教えてもらったら自分の中でしっかりと咀嚼します。それでもわからないことは必ずあります。
しっかりと理解したつもりでいても、実際に作業をしようと思った時に「あれ?」これどうするんだっけ?となることは多くあります。
そこですぐに聞くのではなく、自分でまずは考えてみましょう。自分で考えたかどうかは教える側は大体わかります。
【注意】いつまでも考え込んでいて何時間も手を止める人もいますがそれは論外です。
一度聞いたことは二度と教えてもらえないと思え
何回も同じことを間違えたり、忘れる人っていませんか?
また教えてもらえると思っているのかどうか知りませんが、当たり前の様に何度も聞いてくる。
習得するために時間のかかるテクニカルなものなどについては何度も聞くことはあるかもしれません。これは身につけるために聞くことは仕方ありませんが、一度聞けばわかる様なこと。例えば、仕事の流れなど日々のルーティンなど。
「それ、昨日も言ったよね?」
と言われた時点でそうとう評価悪くしてると思って間違いありません。
馬鹿なのかな?とまで思われているかもしれませんよ。
【解決策】まずはメモを取る癖をつけみよう
じゃあ、どうしたらいいか?ということになりますが、まずはメモを取る癖をつけてみましょう。シンプルですがこれが大事です。
何度も同じことを聞いたりする人の多くはメモを取らない。
忘れない様にメモってね!と言ってもその一瞬はメモを取るものの、少し時間が経つとメモを忘れます。
「自分、聞いて覚えるんで大丈夫です!」とかいう人はだいたい忘れます。
だって、人間は忘れる生き物なんですから。
メモを取る癖をつけるためには常に身に付けられるサイズの小さいノートを用意しましょう。100円ショップなどに胸ポケットやズボンのポケットに入るサイズのものがたくさんあります。
あっという間に使い切ると思うので数冊買っておくことをお勧めします。3冊セットで100円くらいです。
【おまけ】メモの取り方にも要注意
キレイに取らなくていいので教えてもらう流れを止めない様に、ノートに目線を落とさずに書く練習をしましょう。画面や何かを見せながら説明することも多くあります。そんな時にノートばかり見ていて分かるわけありませんよね?
あくまでも相手の目を見て、資料や画面や何かを見ながらの場合はそれを見ながらメモを取る。
ぐちゃぐちゃでもいいのでまずは書き残し、昼休みでも帰宅してからでもいいので読み返しつつキレイに書き出してみるとかなり覚えられます。