
業界内で人脈を拡げたいとか、何かしら有名な人と繋がりたいとか考えたことはありますか?
唐突ですが、何を求めてここを訪れているのかを知りたくて聞きました。
ビジネスを始めようとしている。もしくは、いずれ起業してなにかしらのビジネスを始めたいと思っている場合は特に人脈を拡げたいという気持ちは強いかもしれません。
人脈づくりの基礎は…
簡単にいうと人脈を作りたいのであればたくさんの会合に参加することです。セミナーや大学などの公開講座などでもいいです。なんでもいいので参加しまくることです。
参加しまくっているとだんだんと自分を覚えてもらえれるので逆に相手のことも覚えられます。主催側になってみると分かりますが、頻繁に参加してくれる方の印象はとてもいいです。
性格はわからないけどもとりあえずあの人は来てくれるよね!と勝手に準レギュラー的なポジションをもらえます。
人脈づくりをしたいのであれば、いろんなものに参加する!これのみで終わりです!!!
と、終わってしまったら意味がないですので、ちょっと補足します。
補足と言ってもこれが根元なのでとても重要で、大体の人がやりがちなのできっとグサグサ刺さるはずです。覚悟してご覧ください。
アホみたいに名刺を配りまくる馬鹿。
2時間程度の会合でテーブルを渡り歩いて名刺を渡している人って結構目にしますよね。馬鹿なんで気にする必要もないですが、あなたや自分の部下がやろうとしていたら止めてあげてください。
参加している人全員に名刺をばらまくタイプ。これ、相当気持ち悪いのでやめましょう。時間とお金を使ってゴミ箱に名刺を捨てているだけなので全くの無意味です。
ばらまいた名刺を見て連絡をくれたとしてあなたは覚えてないですよね?自分から声かけといて、返事をもらった時に「あんた誰?」となります。
名刺ばらまきタイプはだいたい薄っぺらい人が多く、永続的な人付き合いや営業として関われないことが多くあります。
だって、相手の事知らないんですもの。
気がついたら会合が終わってる馬鹿。
上記で話したように誰彼構わずばらまいているタイプと対極にいるのが、根っこが生えたように動かない人。飲み会などでもそうですし、大勢の懇親会などでもいつまでも同じ場所にとどまる人。
この行動自体はべつに間違っていません。動き回るのが正義ではありません。ずっと同じ場所にいてもコミュニケーションは図れます。
でも、何を言いたいかというと、その場にいるのに隣近所のひとと話もしない、名刺交換やなにかしらの情報交換しない人を馬鹿と言っています。
たくさんの人と話をしなくてもいいですが、隣の席に座った人や後ろの人とちょっとしたことでも会話してみてください。
ぜんぜん会話が進まないこともあります。これ、けっこうあります。
でも、意外な会話の中でコアな趣味の話題になったりもあります。これもけっこうあります。
怖がらずに。そしてあまり気張らずに隣の人や席の前後の人に話しかけてみてください。向こうも結構待ってるかもしれません。
じゃあ、正解としてはどうすればいいのか?
有効な人脈と出会える母数を増やすためにも1番手っ取り早いのは、勉強会やそう言った会いたいと思う人がいる場所に出向く機会を作りまくることです。
作りまくる。というのが大事で、一回一回では成果はありませんが、いつの間にか毎回顔を合わせる人とかが現れて状況が変わります。
運営の方にも覚えてもらえますし、もしかしたら運営スタッフとして迎え入れてもらえるかもしれません。
そうなると、人脈は一気に増えます。極端な話をすると自分の実力がなくてもプロ的な人と人脈を作ることも可能です。
いろんな会合や集まりに出まくっているといつの間にか名刺配り人間になっている人も少なくありません。
あなたが何者なのかを考えている人よりも、自分が何者なのかを伝えてい人が多い場所で配りまくっても意味はありません。
だって、自分の名刺を配っていても相手の名刺なんて視界に入っていないんですから。
そうなるとむやみやたらと配りまくる意味がどれだけ無意味かわかりますよね。
むしろ、限られた時間で全員を回ろうとすると一人当たりの接触時間が短くなり、20点程度の接触になってしまいます。20店の接触を100人にしても意味はないんじゃないでしょうか?
せめて80店を2人。もしくは100点を1人にした方があなたの人脈になると思います。
誰でもいい!は人を粗末に扱う言葉であって、誰からも求められない存在を際立たせるだけの行為です。