【雪で立ち往生】首根っこを止められると脱出不能?冬のむつは陸の孤島なのか…

陸の孤島
陸の孤島

青森県むつ市に行く機会がありましたが、あいにくの猛吹雪。道路の境目も見えなければ前の車のテールランプもチラチラとしか見えない視界。これで事故らないほうが不思議と思えるホワイトアウトな世界でした。
約2時間半ほどの移動時間でしたが、突然目の前に現れる対向車。道路脇の電柱に突っ込んでいるトラックがいたりと地獄絵図の様相です。




 

爆弾低気圧による豪雪で400台を超える車が雪に埋まる

用事を済ませ、暗くなった夜道を帰る道中にふと思い出したことがあります。
2012年2月に豪雪の影響でむつへと続く主要道路である「はまなすライン(国道279号線)」が事故で通行止めになってしまい400台近い車が立ち往生したニュース。
下手したら死ぬなと。立ち往生する中でガス欠にでもなろうものなら相当やばい。車移動が多い時って車に防寒具を積んでない事もあります。他の車が通る時間帯なら、まぁなんとかなるかと思いますが孤立すると雪山で遭難しているのと大差ない状況なわけです。

参考:はまなすライン(国道279号線)立ち往生について

2月1日、青森県下北半島一体を襲った爆弾低気圧による豪雪と猛吹雪により、400台を超える車が雪に埋まり、19時間も立ち往生するという事態が発生しました。今回、通行止めで身動きできない方々約430人に、町の消防団や役場職員が避難誘導にあたったこと、役場女性職員を中心に炊き出しを行ったこと、そして、何よりも、地域町民の方々が自らの判断で、民家や工場を開放して食料や飲み物の提供を行うなど、心温まる「助け合いとしての支援の輪」と地域コミュニティーに触れたことを報告させていただきます。引用:真冬の爆弾豪雪で車400台(430人)が19時間立ち往生 小さな町の大きな支援の輪と地域コミュニティー 町民・消防団・行政一体の避難対応

動画:大雪で数百台立ち往生 青森の国道279号

首根っこを止められるとこうなる

青森県の構造上、下の図のように握られてる部分を止められると陸路は分断し、下北地域は隔離されてしまい「陸の孤島」となります。
脇野沢から青森や蟹田へ向けたフェリーが出ているには出ています。一応、フェリーでの移動で青森に帰ることは出来るので何ヶ月も閉じ込められるとかそういう事は避けられるのかもしれません。

仮に2、3日閉じ込められたとしても余程緊急性の高いことがない限り、人生を左右する様な出来事ではないかもしれません。

画像;首根っこを止められるとこうなる

有事への備え

何もなければそれで良いとか、何とかなるさ。その時になったら考えようでは、下手したら死にます
実際、山の中の道を運転中にガードレールを突き破って崖の下に落ちて、運良く怪我もなく事なきを得たとしても、そこから脱出し助けを呼べなければ結局死ぬかもしれません。

自分には関係ない!そんな風に思ったことはありませんか?
私自身、猛吹雪とテカテカの遠路を移動してないと自分ごととしては感じなかったかもしれません。当たり前のことではありますが、何気ない日常の中に危険はたくさんあるわけです。

実際を想定して考える

身のまわりに危険は迫っているとか煽るつもりで書いている訳ではないので、暗い気持ちにならないように建設的に危険への対処方法について考えてみたいと思います。
※「冬の下北地域」という前提で書きます。

立ち往生したらどうしたら良いのか?

車走行中に猛吹雪で事故に巻き込まれるなどして、身動きが取れなくなった時はどうしたら良いのか?
・車の中にとどまり待っていれば良いのでしょうか?
・車から出て歩いて助けを呼びに行けば良いのでしょうか?

車に乗ったままの方がいい場合が多いみたい

※車にとどまって助けを待てば良いと断言するものではありません。状況によっては車を乗り捨てて動いたほうがいい場合もあるかもしれません。仮にこのような状況になった場合はご自身の責任で判断してください。

雪の降る量や身動き取れなくなった場所や視界などより変わるのかもしれませんが、よほど知っている地域でない限りは車から降りて動き回るのは止めたほうが良いようです。
猛吹雪の中、車外に出て歩いたとしても視界が悪い状況だとすぐに遭難してしまいます。多少土地勘があったとしてもです。ホワイトアウト状態を経験したことがある人ならわかると思いますが、右も左もわからないどころか、上も下も良くわからない白い世界になります。
そんな状態で歩いてもたぶん助からないのではないでしょうか?それよりなら車の中でじっと助けを待つのが良いように思います。

※しつこいようですが、状況によって全く対応が変わる場合もあるはずです。ご自身の責任でご判断ください。

排気ガスに注意!

車の中で待つと判断した際に気をつけなければなりません。猛吹雪である程度雪が降っている状況であれば、車の中でじっとしている間に、車が埋まる可能性は十分あります。と言うか、ほぼ埋まるのではないでしょうか。
一酸化炭素中毒を防ぐためにも、車の窓を少し開けたり、排気口近くの雪を取り除くなどは必要でしょう。防寒着を車内に用意しているのであればエンジンを切ってしまうのが一番良いかもしれません。

事前の情報集めと日々の準備。

頻繁に車移動する人には難しいかもしれませんが、訪問地の情報を集める癖を付けてみるのも一つの手かと思います。良くあるのが天気予報を自分の地域しか見ていない場合。これから訪れる地域がどんな状況なのか訪問日の前後くらいは天気予報を見ておいて損はないかと思います。
全然雪がなかったのに、途中から激変した!なんてよくありますよね。

そして、常に車の中には毛布などの防寒具をのせておくのが大事だと思います。手袋や長靴なども。ほかにもスコップなどもあった方が自分自信の力で状況を好転させられる要素となります。また、ガソリンの残量も余裕を持てる量でいるほうが良いでしょう。私自身、震災時にガソリンスタンドに長蛇の列ができ給油が難しい日が続いたことを記憶しています。
携帯の充電も同じですね。いざとなった時にバッテリーが切れて助けを呼べないなんて情けなさ過ぎて相当悔みます。

家族や同僚との情報共有

家族や職場の同僚にも何時〜何時までどこへ行くのかという事を伝えたほうが良いですね。万が一、身動きがとれない状況に陥り、助けを呼びたくても呼べない状況になった時に、家族や同僚は異変に気づくと思います。そんな時に、どこに行ったのかわからないと助けたくても助けられません。SNSとかに「これから◯◯行きます〜!猛吹雪ですごい…」など投稿しておくのもありなのかも?

陸の孤島

「陸の孤島」とは、陸続きではあるが、交通の便などの問題から、孤立している場所(鉄道空白地帯など)を指す。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/陸

今回何気なく考えていた「陸の孤島」ですが、日本全国様々な陸の孤島があるはずです。この記事を書く上で多少下調べをしましたが、住んでる人が身近に感じる危険箇所をもっと知りたいなと思いました。
また、対処方法についても他にもどんな事があるのか知りたいなと感じています。

関係する情報やコメントをお待ちしてます。

何かしら思うことがある方や、ご意見がある方はコメントいただければ嬉しく思います。
また、ご自身の身近にある陸の孤島について教えて欲しいです。日本全国にどのくらいあるんでしょうね?

ABOUTこの記事をかいた人

KoH

広告クリエイターとして生活しながら、趣味のまちづくりに没頭したり、仲間たちと様々なイベントを企画し酸いも甘いも経験しています。 様々な経験の中で培ったリアルなものを記事としていますので、何か使えるものがあればお使いください。